無人コンビニが福岡で稼働開始〜ここで無人店舗形式の4つメリットと4つのデメリット

夜間の完全無人店舗開業へ トライアルカンパニーが日本初導入
Yahoo!ニュース
 
夜間の完全無人店舗開業へ トライアルカンパニーが日本初(毎日新聞) - Yahoo!ニ...
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181211-00000026-mai-bus_all
全国でディスカウントストア約200店を運営するトライアルカンパニー(福岡市)は11日 - Yahoo!ニュース(毎日新聞)

という記事が昨日出ましたね。記事から抜粋すると

来店客は夜間(午後10時~午前5時)、専用プリペイドカードをかざして入店し、決済は商品を入れたタブレット端末付きのカートか、セルフレジかを選べる。パナソニックと連携して店内にAI(人工知能)搭載カメラ約200台を設置、商品在庫や顧客の行動データなどを自動認識する。データは今後の店舗運営などにも活用する考えだ。

とりあえずは夜間のみとなるようですが、決済は専用端末付きカートかセルフレジが選べるとのこと。
この決済方式あたりが、一番気になるところなんですけどね。技術的には旧来型(今でもセルフレジのお店はあるので)のようですね。


では、店舗の無人化のメリットとデメリットってなんでしょうね。

この記事はwizballでの質問に書いてあったので、それきっかけで考えてみたついでに記事にしてみました(あと朝の猫動画の話題用w)


4つのメリット

①人件費・コストの解消につながる

店舗側として結局のところ人件費が一番大きなコストですよね。これを大幅に軽減できるのは大きなメリットだと思います。

②少ない働き手でサービスを提供できる

文頭に書いた福岡の事例から抜粋

13日に福岡県大野城市で日本初となる夜間無人の小売店を開業すると発表した。人口減少に伴う市場縮小や人手不足を見据え、新技術を活用し省人化を徹底した。

今後日本が迎える人口減少社会において働き手不足は大きな課題です。さらに地方都市や過疎地は、そもそも働き手が少ないので人材を確保するのが厳しい状況にあります。無人コンビニなら最低限の人手で回せるので、これも大きなメリットですね。

③ヒューマンエラーの解消

レジが人間が行うときについて回るのは、釣り銭間違いなどのヒューマンエラーの発生です。どれだけ気をつけたとしても人間がすることですので、幾らかの割合で必ず起きることです。無人店舗による自動決済システムならばこれが無くなりますね。さらにいうと「レジのお金を合わせる作業」も無くなります。

④スピーディーな会計

今までのようなレジ待ちは解消されるでしょう。現金での支払いではなくモバイル決済がメインになるため会計スピードはさらに向上するものと予想できます。


4つのデメリット

①それでも人員の配置は必要

商品の補充・陳列・管理など店員さんがいないと結局済ませられない部分もたくさんあります。人手を減らすことはできても、まったく人がいない状況でお店を回すのは現実的ではありません。さらにいうと導入当初は無人コンビニが一般化するまではお客さんをナビゲートする役目もあります。

②導入の初期コスト

無人コンビニを実現するにはすべての商品にICタグを埋め込む必要があります。1枚あたり10~20円ほどのコストがかかるといわれているので、すべての商品に取り付けるとなると想像以上のコストが発生。またICタグ読み取りに対応したレジ端末も導入しなくてはならず、やはり初期コストの高さがデメリットになります。

③現段階ではトラブルがかなり多い様子…

Amazonが始めた無人店舗のアメリカの『Amazon GO』がシアトル市内にオープンされていますが、これがトラブルを引き起こしてニュースとなっています。

 

無人コンビニエンスストアAmazon GOに対して、2月1日ユーチューバーのティム・プール氏が「I PROVED STEALING FROM AMAZON GO IS INSANELY EASY」(Amazon GOからモノを盗むのはとても簡単なことを証明した)とする動画を投稿しました。

このようなトラブルが日本でも起きないとは限らないですよね。。

④スマホを持たない世代への対応

海外の無人コンビニはいずれもスマホ認証→モバイル決済で利用できる仕組みになっています。そして国内で無人コンビニを展開させるとアナウンスしているローソンもまたこれに倣ってスマホ決済を導入する様子。

となると無人コンビニを利用するにはスマホとアプリが必要不可欠になります。スマホを持っていない、あるいは不慣れな人にとってはハードルが高くなります。また日本は世界的に見ても極端な現金主義。最近でこそ電子マネーが広まってきましたが、モバイル決済となると認知度はもう一段階落ちますよね。


と、大きく分けて上記のような4点かなと思います。

今後、大手コンビニチェーンでも無人店舗の導入は積極的な発表がなされています。

セブン―イレブン・ジャパンやファミリーマートなど大手コンビニエンスストア5社は消費者が自分で会計するセルフレジを2025年までに国内全店舗に導入する。カゴに入れた商品の情報を一括して読み取るICタグを使い、販売状況をメーカーや物流事業者と共有する。深刻化する人手不足の解消を狙うとともに、流通業界の生産性向上につなげる。

messe.nikkei.co.jp
 
全コンビニに無人レジ、大手5社、流通業を効率化、ICタグ一斉導入。 | フランチ...
https://messe.nikkei.co.jp/fc/i/news/135795.html
 セブン―イレブン・ジャパンやファミリーマートなど大手コンビニエンスストア5社は消費者が自分で会計するセルフレジを2025年までに国内全店舗に導入する。カゴに入れた商品の情報を一括して読み取るICタグ(3面きょうのことば)を使い、販売状況をメーカー...

ここに国も無人レジ化を後押しをする政策が発表されています。

経済産業省では、サプライチェーンに内在する様々な社会課題を解決するツールの1つとして、電子タグ(※1)に注目し、コンビニ事業者等の電子タグに関心が高い方々を集めて実務者会議(※2)を開催しました。
検討の結果、電子タグを導入する期限や条件などについて、(株)セブン‐イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ローソン、ミニストップ(株)、(株)JR東日本リテールネットと合意することができましたので、以下のとおり、「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定することとなりました。

www.meti.go.jp
 
「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定しました~サプライチェーンに内在する社...
http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170418005/20170418005.html
「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定しました~サプライチェーンに内在する社会課題の解決に向けて~

このように大手チェーンと国が総力をあげて進めようとしている無人レジ化。今後はあちこちでみられるようになるのでしょうねー。それまでに上記の4つのデメリットがなんらかの形で解消されていることを望みます。

 

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