[育児と防災の話]液体ミルクの件~非常時の備えとして・常温で飲んでくれるか不安・子どもが慣れてないから不安・メーカーからの回答・普段から飲ませている僕の考えは~

乳児用液体ミルクの普及に向けた取組

~内閣府男女共同参画局HPから~

政府ではこれまで、関連省庁が連携して、国内で製造・販売するための安全基準や表示許可基準を定める手続きに取り組んできたところ、平成30年8月8日、厚生労働省において「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和26年厚生省令第52号)」及び「食品、添加物等の規格基準(昭和34 年厚生省告示第370 号)」が、消費者庁において「健康増進法施行令第3条第2号の規定に基づき内閣総理大臣が定める区分、項目及び額(平成25年9月18日消費者庁告示第6号)」及び「特別用途食品の表示許可等について(平成29年3月31日消食表第188号)」が改正・施行され、事業者がこれらの基準に適合した乳児用液体ミルクを国内で製造・販売することが可能となりました。

http://www.gender.go.jp/policy/saigai/milk.html

 

平成30年度8月に製造・販売が可能になったとのこと。

 

きっかけは、相次ぐ大規模災害

【3.11を前に】国内初の乳児用液体ミルク 被災地取材で考える、災害時だけでなく日常使用を勧める理由
Yahoo!ニュースから

2011年の東日本大震災発生後、被災地へ食料支援に複数回出向いていた。当時、支援物資の倉庫には、たくさんの「余剰食品」があった。

その1つが「乳児用液体ミルク」だった。

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西日本豪雨の被災地となった岡山県と、北海道地震の被災地となった北海道、それぞれの自治体に直接問い合わせた内容だ。

どちらの回答からも感じられたのは、被災者は、普段から食べ慣れた(飲み慣れた)「いつもの(食べ物・飲み物)」を好む、ということ。液体ミルクは、現時点では「いつもの」ではない。

2018年9月に被災地の自治体から直接得た回答と、マスメディアが報じている内容にはズレがあった。液体ミルクの使用に関する情報が錯綜していた。ただ、それら複数の情報を総体的に見ると、液体ミルクは「多くの人に広く活用された」という状況ではなかったようだ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20190306-00117164/

 

 

海外ではすでに流通していた液体ミルクが、被災地支援として海外から運ばれたのだが、普段から使い慣れていない人からすると、子どもに飲ませることに抵抗がある人は多いようです。

これは、僕も同じ立場(なれてないものを非常時に食べさせる)ならば、同じ用に考えると思います。

 

そして、2019年1月

明治とグリコ、液体ミルク製造承認取得 非常時の備蓄に

日経新聞より

明治と江崎グリコは31日、厚生労働省から乳幼児用液体ミルクの製造承認を得たと発表した。2018年8月に省令改正で製造基準などが示されて以降、承認は国内で初めて。今後はそれぞれ消費者庁の許可も得て、商品化する。これまで輸入品しかなかった液体ミルクで国産品の流通が本格化しそうだ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40732320R30C19A1XQH000/

 

その後、4月下旬ごろより全国で販売が開始されました。

ちなみに、この8月からはコンビニでも

ローソン、ファミマで液体ミルク 月内販売開始

中日新聞より

ローソンとファミリーマートが、乳児用液体ミルクの取り扱いを月内に順次始める方針であることが分かった。大手コンビニでは初めてで、働きながら子育てする世帯やインバウンド(訪日外国人客)の関心が高く、需要増が見込めると判断した。24時間営業を基本とするコンビニ店舗での導入で液体ミルクの認知度が一気に高まりそうだ。

https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019080902000084.html

 


■懸念されることは?

Yahoo!ニュースから

質問1:常温で飲む事を想定した食品ですが、温めたいという要望もあると思います。お勧めの温め方はありますか。

グリコ「専用のストローを使用し、ほ乳瓶へ移してから湯煎して下さい。電子レンジは、加熱が不均衡な為、一部に熱い部分ができ、乳児の口に火傷を負わす可能性や栄養成分の変化の可能性が予想されるため推奨しません。パックのまま温めた場合、紙容器断面から水分が浸透して容器が柔らかくなり、中身の衛生性を損なう可能性があります。また、容器に付着した水分が入るおそれがあるため、必ず容器に移し替えてから温めてください。」

明治「液体ミルクを哺乳ビンに移し替えフタをしてから、湯煎またはミルクウォーマーであたためるようにしてください。缶のままの直火、湯煎・ミルクウォーマーでのあたためは避けてください。電子レンジでの温めは行わないで下さい。缶の注ぎ口が汚れている場合は、赤ちゃん用の清浄綿や濡れコットンでよくふいて下さい。」

 

とのことなので、温めるケースは少ないと思いますが、ほ乳瓶に移してから温めるようにしましょう。

 

質問2:北国の冬では常温では赤ちゃんには冷たすぎる場面もありそうです。災害時や外出時など温めるときに注意すべき点を教えて下さい。

明治「使い捨てカイロをあてる、大人の服の中にしばらく入れて、冷たく感じなくなるまであたためるなどの方法が考えられます。その後、ほ乳瓶に移して下さい。」

質問3:災害時や外出時に飲み慣れていない常温の液体ミルクを与えた場合にちゃんと飲んでくれるか不安な親御さんもいると思います。液体ミルクは少し値段が高めなこと、開封したら保存できないこともあり、できれば粉ミルクで練習したい人もいるかもしれません。調乳した粉ミルクを常温に冷まして試すのはありでしょうか?

グリコ「問題ありません。正しい方法で調乳した粉ミルクを常温にしたものであれば安全に利用できます。」

 

 


■実際に飲ませてみた感想

販売開始されたのは知っていたので、息子(0歳児)をつれてでかけた際に、離乳食買う(出先でのご飯は現地調達主義)ついでに、液体ミルク(下記画像)を買って、飲ませてみました(´・ω・`)

紙パックのストロー付きなので、ストロー飲みができるようになっていたので、そのままチューチューと飲んでくれました(´・ω・`)

特に嫌がることもなく(むしろなくなったら足りん!と怒ってました)

 

まぁ、うちの子の場合は、という話なので、全てのお子さんにあてはまるかというと、そうではないこともあると思います。

 


■非常時の備えとして

東大阪市が液体ミルク備蓄へ、災害用物資として

朝日新聞より

大阪府東大阪市は、災害用の備蓄物資として乳児用液体ミルクを導入する方針を決めた。お湯で粉を溶かす必要がない液体ミルクは昨年8月に国内での製造・販売が解禁され、災害備蓄品として注目されている。

 市によると、今年度中に常温保存可能な240ミリリットル入り缶を1680本購入する。市内の0歳児の災害時の避難者は、最大想定の生駒断層帯地震で約650人が見込まれ、その1日分のミルクをまかなえるという。

https://www.asahi.com/articles/ASM7K4JJ4M7KPPTB006.html

僕は、これが一番重要な理由だと思います。

水、電気、ガスなどのライフラインが止まった非常時において、粉ミルクをお湯で溶かすということがとても困難になります。

そういう意味では、うちで賞味期限が長く保存に適した缶入りの明治の液体ミルクを備蓄しています(´・ω・`)ノ

 

 

 

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