[食の話題]昆虫食の“今”と“未来の可能性”を発信するWEBマガジン「BUGS GROOVE」創刊 創刊を記念し、世界の昆虫食カオスマップを公開

昆虫食の“今”と“未来の可能性”を発信するWEBマガジン「BUGS GROOVE」創刊 創刊を記念し、世界の昆虫食カオスマップを公開

■BUGS GROOVEとは■

日本では昆虫食をゲテモノとして扱うメディアやSNSの発信が大半を占めています。しかし世界に目を向ければ、昆虫食は世界的な人口増加に伴う食料不足が心配される昨今、栄養価が高く、環境にやさしい食料として注目を集めています。

海外では昆虫の粉末を利用したお菓子やパスタが店頭に並び、レストランでは一流シェフが手がける昆虫料理が人気です。また、“食用昆虫”や“家畜や魚の飼料用”として巨大なファームで昆虫の養殖を手がけるベンチャー企業も生まれてきています。日本でも、昆虫食事業にチャレンジする若者たちやスタートアップが登場してきました。また、そうした動きの影響で、元々ASEAN地域やアフリカ、南米、そして日本にあった伝統的な昆虫食文化への関心も高まっています。

BUGS GROOVEは、日本のみならず世界の昆虫食に携わる人達の取り組み、そこに込められた発想や情熱、昆虫食の”今”を発信すると共に、昆虫食の認知や共感を広げ、“未来への可能性”を探っていきたいと考えています。

 

■昆虫食カオスマップ■

BUGS GROOVEでは、創刊にあたり昆虫食によって食料危機に取り組む世界のスタートアップをまとめた『昆虫食カオスマップ2019』を作成しました。

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国別で多いのは断トツでアメリカ

トップ10は下記のようになりました。

 

1位 アメリカ 75

2位 日本 33

3位 イギリス 28

4位 フランス 22

4位 オランダ 22

6位 カナダ 18

7位 ドイツ 17

8位 ベルギー 14

9位 タイ 11

9位 デンマーク 11

 

このカオスマップには、46カ国の企業や団体等が名を連ねています。最も多かったのはアメリカの75、そして日本の33、イギリスの28と続きました。

日本では、コオロギ粉末入りプロテインバーを自社開発した『BugMo』、イエバエ技術で生ゴミや糞尿を肥料・飼料化した『ムスカ』、カンボジアを拠点にコオロギを主要原料とした養魚飼料の研究開発および販売する『ECOLOGGIE』、昆虫食専門ショップ『TAKEO』、日本初の機能性昆虫食「シルクフード」を京都大学と共同研究開発した『エリー』、アメリカミズアブを用いる小型食品リサイクル装置を開発した『Grubin』などスタートアップ企業が続々と誕生しています。また『食用昆虫科学研究会』や『昆虫エネルギー研究所』などは、2000年前半から昆虫食の普及活動を続けています。

世界の昆虫食市場は2023年までに10億ドル突破

現在世界の昆虫食市場は4億ドルといわれており、今後5年間でほぼ3倍の11.8億ドルに達する可能性があります

 

最近では、ロボットで完全に運営される世界最大の昆虫農場の建設を計画する『Ynsect(フランス)』が1億2,500万ドルの出資を受け、『Nutrition Technologies(マレーシア)』が6500万ドルの資金を調達して東南アジア最大の昆虫工場の建設計画を進めるほか、世界最大の昆虫食市場でもあるアジア諸国の中で9位に入ったタイでは、小売および卸売市場向けにアジア最大の食用昆虫や昆虫関連製品を提供している『JR Unique Foods』、ヨーロッパの昆虫食品市場をリードするSENSの創業者が設立したタイ最大規模のコオロギ養殖工場『The Cricket Lab』など注目企業も増えてきており、他のアジア諸国でも同様の動きが今後加速していくと予想されています。

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世界の食用昆虫市場は2023年までに10億ドルを超えると予測されています。

 

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